
「メガバンクはやめとけと言われるのはなぜだろう?就職したら負け組と言われる理由につついても知りたい!」
メガバンクというと年収が高く、安定していそうなど良いイメージがあります。
その一方で「メガバンクはやめとけ」という声もあるため、その理由がどこにあるのか気になるところ。
- メガバンクはやめとけと言われるのはなぜか?
- メガバンクに就職したら負け組と言われる理由はなにか?
- メガバンクの退職理由はどんな内容か?
などについて知ることで、良い面ばかりではないメガバンクの本質が見えてくるでしょう。
というわけで今回は『メガバンクはやめとけと言われる理由』についてお話していきます。
また、就職したら負け組と言われる理由についてもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
メガバンクはやめとけ!就職したら負け組と言われる理由とは?
「メガバンクはやめとけ」という声があるのは就職したら負け組と言われる理由があるからのようです。
負け組と言われる具体的な理由を知ることで理解が深まるでしょう。
というわけでここでは『メガバンクに就職したら負け組と言われる理由』についてお話していきます!
理由1:離職率が高い
メガバンクに就職したら負け組と言われる理由の1つめは『離職率が高い』です。
安定したイメージの強いメガバンクですが、離職率は意外と高く20代・30代では約40〜50%と言われているんですね。
日本の若者の平均離職率が約30%なので、それと比較するとメガバンクの離職率がいかに高いかがわかります。
離職の背景にはさまざまな理由がありますが、離職率が高いということは働きやすい環境とは言えないはず。
安定を目指して入ったはずのメガバンクの離職率が高ければ、本末転倒であり負け組と言われるのでしょう!
理由2:給料が伸び悩む
『給料が伸び悩む』こともメガバンクに就職したら負け組と言われる理由でしょう。
なぜなら、メガバンクは年齢とともに給料は上がっていくものの、必要経費が多く手元に残るお金が少ないからです。
さらに、メガバンクは古い体質の企業が多く、強制の飲み会が頻繁にあったり、異動時期は飲み会ラッシュになったりします。
また、家賃補助や単身赴任の手当がなく、ノルマ達成のために自分で生命保険や医療保険に申し込むこともあるようです。
そうすると、出ていくお金が多くなることは明らかで、いくら給料が上がってもあまり意味がありません。
さらに、最近は業績不振から以前より給料が上がりにくくなったとも言われています。
必要経費が多く、年功序列の恩恵を受けにくくなったメガバンクは負け組と言われるのでしょう!
理由3:フィンテックの発達で将来が怪しい
メガバンクに就職したら負け組と言われる3つめの理由は『フィンテックの発達で将来が怪しい』です。
なぜなら、メガバンクは金融とITを融合させたフィンテックの発達により、人員削減が可能になったから。
俗に言う『AIに仕事を奪われる』現象です。
例えば、AIに奪われる仕事として挙げられるのは預金・振り込みなどの窓口業務、融資や為替業務など。
このようにフィンテックの発達により人が不要になるので、メガバンクでもリストラの可能性は十分あると言えます。
安定したイメージのあったメガバンクに将来性がなくなってきていることから「就職したら負け組」と言われるのでしょう!
メガバンク社員の退職理由は?就職する前に要チェック!
メガバンクはやめとけと言われる理由に離職率の高さがあるため、その理由が気になる人もいるでしょう。
退職理由を知るとその企業のデメリットが知れるので、就職前にチェックしておきたいところ。
というわけで『メガバンク社員の退職理由』についてお話していきます!
退職理由1:給料が割に合わない
メガバンク社員の退職理由の1つめは『給料が割に合わない』です。
なぜなら、メガバンクはどれだけ実績を上げても基本給はさほど変わらず、ボーナスに色がつく程度だから。
実際に、仕事量に対して給料が見合わないと言っている人のツイートをご紹介します。
すんごく分かる!やらない、できない人の4倍仕事やらされてた時その人の給料私にくれと思った。担当件数でがっつり業務成果が分かり、改善要求しても私が残業になってないから無理させてないと言われ、やってられないと辞めた。ひどかったなー。あのメガバンク!
— umi (@ltxxx_umi) May 17, 2018
正当な評価が得られないのは、メガバンクの企業体質が古く年功序列を採用している企業が多いからでしょう。
さらに、資格取得のテキスト代、飲み会や取引先とのお付き合いで何かとお金がかかります。
また、営業協力という名目で取引先のスーツ、果物、お菓子などの商品を強制的に買わされることもあるんですね。
基本的にメガバンクは年功序列なので、若手ほど給料が割りに合わないと感じる環境と言えます。
そのため、若手ほど給料が割りに合わないと感じ退職していくので、結果として20代〜30代の退職率も高くなるのでしょう!
退職理由2:ノルマがきつすぎる
『ノルマがきつすぎる』のもメガバンクの退職理由に挙げられます。
なぜなら、メガバンクでは保険の契約数・融資などに無茶なノルマがあり、達成できなければみんなの前で叱られることもあるから。
また、以下のツイートが示すように、ノルマの中には粗悪な商品を売らなければならないケースもあるようです。
最近の銀行は、損する危険性が高い投資信託を売るノルマがありますね。知人で、同様の理由でメガバンク総合職を3年で辞めた女性がいます。何でメガバンクに行ったのかという感じの美人です。
— Hideo Seki (@seki33) April 16, 2020
さらに、たとえつらい思いをしながらノルマをなんとか達成できたとしても給料は増えません。
頑張っても報われなければだんだん嫌気がさしてくるのは当たり前です。
きつすぎるだけで、達成しても評価されないきついノルマは退職理由になるのは当然でしょう!
退職理由3:企業体質が古い
メガバンクの退職理由3つめは『企業体質が古い』です。
実力主義をうたうメガバンクも多いですが、実際はまだまだ企業体質が古い業界なんですね。
そのため、年功序列で学歴が良い人、上から目をかけられている人が出世していくので、正当な評価を受けづらいでしょう。
それだけでなく、現代では信じられないような以下のような古い習慣が残っていることもあります。
- 上司より早く出社しないといけない
- 社訓を毎朝暗唱する
- 社内の飲み会やイベントは強制参加
- 辞令ひとつでどこへでも飛ばされる
このような環境では働きづらく、働き方について悩むことも増えるでしょう。
メガバンクは企業体質が古く、正当な評価が受けづらい、働きにくい環境であれば退職理由に挙がるのも納得です!
メガバンクの年収は?有名企業の平均年収ランキング!
メガバンクの平均年収は約753万円と言われていて、業界平均よりも100万円ほど高い水準です。
その中でも、有名企業はどれほどの年収なのか気になることもあるでしょう。
というわけでここでは『有名企業の平均年収ランキング』をご紹介していきます!
1位:三井住友銀行(年収842万円)
1位は三井住友銀行で平均年収は842万円です。
三井住友銀行は他の銀行に比べて営業費用を抑えていると言われていて、それもランキングに影響しているでしょう。
メガバンクに多い年功序列ですが、三井住銀行もこの給与体制を採用しています。
厳しい競争に勝ち残り、長く勤めあげれば年収1000万円も夢ではない企業と言えるでしょう!
2位:三菱UFJ銀行(年収773万円)
2位は三菱UFJ銀行の773万円です。
三菱UFJ銀行も基本的に年功序列の給与体制を採用しているため、年1回の昇給で基本給があがります。
入社3年目までは昇給の幅は狭いと言われていますが、役職がつくと飛躍的に年収がアップするのが特徴です。
役職は年齢が上がれば必ずつくものではありませんが、努力が評価されれば若手でも高い年収を得られる可能性があると言えます!
3位:みずほ銀行(年収729万円)
3位はみずほ銀行の729万円です。
みずほ銀行も上位2つの銀行と同じく、年功序列の給与体制を採用しています。
その中でも、みずほ銀行は特に年功序列が強く、20代と40代の給与の差が大きくなるのが特徴でしょう。
そのため、平均年収は3位にとどまりますが、長く勤めれば上位2つの銀行よりも年収が高くなる場合もあると言えます!
まとめ
今回は『メガバンクはやめとけと言われる理由』についてお話ししました。
「メガバンクはやめとけ」と言われる理由は、離職率が高く、必要経費が多く昇給しても残るお金が思ったより少ない点です。
また、フィンテックの発達によりAIに仕事を取られる可能性が高く、将来が危ぶまれていることも理由の1つでしょう。
また、退職理由を見てみるとノルマがきつく給料が見合わない、企業体質が古いなど、働きやすい業界とは言えません。
それでも、メガバンクの有名企業の年収は業界水準より高いのは事実です。
「やめとけ」と言われるメガバンクの中でも、有名企業であればまだ安定しているという見方もできます。
メガバンクに就職するなら、検討先の企業が働きやすい環境にあるのか、将来性はあるのかについて注目するといいでしょう。
メガバンクへの就職を検討する際は、今回お話した内容をぜひ参考にしてみてください!