
「ゲーム業界はやめとけ、ブラックと言われる理由はなんだろう?ホワイト企業の特徴についても知りたい!」
激務でブラックなイメージを持たれがちなゲーム業界。
ゲーム業界で働いてみたいと思いつつ、ブラックと言われる理由が気になり踏み出せないこともあるでしょう。
- ゲーム業界はやめとけと言われるのはなぜか?
- ゲーム業界がブラックと言われる理由は何か?
- ゲーム業界にあってホワイト企業はどんな特徴があるか?
など、ゲーム業界で働く前に知っておきたいことがあるはず。
そこで今回は『ゲーム業界がブラックな理由』についてお話していきます。
ゲーム業界のホワイト企業の特徴についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
ゲーム業界はやめとけ!ゲーム業界がブラック・闇と言われる理由とは?
ゲーム業界はやめとけと言われるのは、業界がブラックで闇があると言われているからでしょう。
というわけで、ここでは『ゲーム業界がブラック・闇と言われる理由』についてお話していきます。
さっそく見ていきましょう!
理由1:残業が多い
残業の多さからゲーム業界はブラック・闇と言われています。
なぜなら、ゲーム開発はユーザーが満足するクオリティに到達するまでに多くの作業時間を要するからです。
さらに、家庭用ゲーム、ソーシャルゲームどのジャンルでもユーザーの期待と要求は年々上がり続けています。
そうすると、ゲーム開発は毎回が挑戦の連続になり、新しいゲームをリリースするたびに大変な努力と時間を要するでしょう。
実際に、ゲーム業界の平均残業時間は月45.3時間と言われていています。
月22日勤務と考えると毎日2〜3時間も残業が発生していることになるので、ゲーム業界はブラック・闇と言われるのでしょう!
理由2:ゲーム業界は人手不足
『ゲーム業界は人手不足』であることもゲーム業界がブラック・闇と言われる理由です。
これは、単純に人手が不足しているというわけではなく、実力のある人材が圧倒的に足りていないんですね。
なぜなら、ゲーム業界は教育制度が整っていない会社が多く、自ら成長したいと思う人でなければ育たないからです。
教育制度が整っていない中で、自主性を持って動けるのは高い志しやモチベーションを持つ人に限られるでしょう。
全員が自主性を持っているとは考えにくく、その結果、仕事ができる人が少数派なのがゲーム業界の現状です。
自ら成長しようとする人は、さらなる高みを目指して条件の良い会社へ転職することも考えられます。
そうすると、貴重な人材がどんどん出て行ってしまうので負のスパイラルへ陥っていくでしょう。
ゲーム業界がブラック・闇と言われるのは、単なる人手不足ではなく、教育制度の未熟さが招く実力者不足とも言えます!
理由3:リリース日直前はバグの対応に追われる
ゲーム業界がブラック・闇と言われる3つめの理由は『リリース直前はバグの対応に追われる』です。
なぜなら、リリース直前はいくら入念にチェックを重ねても必ず予期せぬバグが起こるから。
これは、ゲーム開発に携わった人に問題があるのではなく、システム上どうしても仕方のない部分があります。
さらに、ゲームに求められるクオリティは年々高まっているので、完璧な状態でリリースを目指さなければなりません。
かつ、リリース日を事前に予告しているので期日もあります。
バグのないクオリティの高いゲームを期日に間に合わせなければならないので、後日に回すこともできません。
深夜残業や徹夜が発生することも十分考えられます。
リリース日直前のバグ対応は避けられないので、その過酷さからゲーム業界はブラック・闇と言われるのでしょう!
ゲーム業界のブラックリストを回避!ホワイト企業の3つの特徴とは?
ブラックなイメージを持たれがちなゲーム業界ですが、最近は働き方が見直されホワイト企業も増加傾向です。
そこでここでは、『ホワイト企業の3つの特徴』についてお話していきます。
ホワイト企業の特徴を知って、ゲーム業界のブラックリストの回避の参考にしてみてください!
特徴1:残業が月20時間以内に収まっている
ゲーム業界のホワイト企業の特徴1つめは『残業が月20時間以内に収まっている』です。
民間企業の平均残業時間が月25時間なので、月20時間以内であれば5時間も少なくホワイト企業と言えます。
残業が少なければ、プライベートの時間も確保できるので、ワークライフバランスの取れた会社と見ることもできるでしょう。
さらに、残業が少なく、かつ業績も伸びている生産性の高い企業であれば、社内の教育制度等も充実していると予測できます。
残業20時間以内に加えて、この点も企業選びの際の参考にすると良いでしょう!
特徴2:完全週休2日制が適用されている
『完全週休2日制が適用されている』こともゲーム業界のホワイト企業の特徴でしょう。
なぜなら、ホワイト企業であれば完全週休2日制を必ずと言っていいほど取り入れているからです。
以前のゲーム業界では土日出勤も当たり前にありましたが、今も休日出勤を強いるような企業は古い体質のままと言えます。
ライフワークバランスを重視した企業が増えている中、体質が古いまま変わらないのはブラック企業の可能性が高いです。
ホワイト企業であれば、プライベートの充実が仕事のパフォーマンスの向上につながると理解しています。
ゲーム業界の仕事に就く際は、完全週休2日制が適用されている企業を選ぶようにしましょう!
特徴3:研修や教育制度が整っている
『研修や教育制度が整っている』こともゲーム業界のホワイト企業の特徴です。
なぜなら、社員のスキルアップに力を入れているということは、使い捨てではなく長期的な雇用を考えていると言えるから。
さらに、社員全体のスキルが上がれば業績も伸びやすくなるでしょう。
そうすると、残業が少なく生産性の高い働き方も可能になり、良い環境で仕事ができるとも言えます。
ホワイト企業は人がなかなか辞めないので、人手不足からくる負担を強いられることもないはず。
企業先行に応募する前に研修や教育制度について新卒採用サイトなどに詳細が載っているので、確認しておくと良いでしょう。
ちなみに、ゲームクリエイターやゲームプランナーの仕事に役立つ資格支援をしている企業は特におすすめです!
ゲーム業界のホワイト企業ランキング!それぞれの平均年収も公開
実際のゲーム業界のホワイト企業はどこか気になる人もいるでしょう。
そこで、ゲーム業界のホワイト企業をランキング形式で平均年収と併せてご紹介していきます。
さっそく見ていきましょう!
1位:任天堂(平均年収913万円)
ゲーム業界のホワイト企業、第1位は『任天堂』です。
任天堂は『ニンテンドーDS』・『Switch』・『Wii』など数々の家庭用ゲーム機とゲームソフトの開発・製造・販売を行っています。
ヒット商品に加え、『スーパーマリオ』・『ポケモン』など世界的に有名なキャラクターも輩出している企業です。
任天堂は自社の工場を持たないことが特徴的と言えるでしょう。
そのため、作りたい商品に合った工場を選べるので、市場の変化に対応しやすいのが強みなんですね。
購買層のメインが若い人なので、商品開発の若手が携わる機会も多く、年齢関係なく活躍できる環境が整った企業です!
2位:バンダイナムコホールディングス(平均年収1083万円)
ゲーム業界のホワイト企業、第2位は『バンダイナムコホールディングス』です。
バンダイナムコホールディングスは、ゲーム会社を含む関連事業で構成されたグループ会社。
そのため、ゲーム制作だけでなく、映像音楽事業やクリエイション事業など、内容が幅広いことが特徴的です。
さらに、利益を求めるだけでなく、環境活動、ボランティア、寄付活動にも力を入れている企業でもあります。
ちなみに、バンダイナムコホールディングスは『たまごっち』・『仮面ライダー』・『アイドルマスター』が代表作です!
3位:ディー・エヌ・エー(平均年収768万円)
ゲーム業界のホワイト企業、第3位は『ディー・エヌ・エー(DeNA)』です。
ディー・エヌ・エーはモバイルゲーム開発・配信がメイン事業で、その他SNS運営、電子商取引サービスを行っています。
さまざまな事業を行っているので、ゲーム会社というよりもインターネット関連会社と言えるでしょう。
今では当たり前になったモバイルゲームの生みの親は、現DeNAの代表取締役・川崎修平氏と言われています。
そんなディー・エヌ・エーは常に自由な変化を好む『永久ベンチャー企業』を目指している点が大きな特徴です。
このような企業理念から、ディー・エヌ・エーはゲーム分野にとどまらず幅広い分野に挑戦し、事業展開を続けています。
ディー・エヌ・エーはさまざまな事業展開を行っているので、多くのポストがあり、若手から重要な仕事に就けるチャンスがあります!
まとめ
今回は『ゲーム業界がブラックな理由』についてお話ししました。
ゲーム業界がブラックと言われるのはハードワークなことが予測される以下のような理由からです。
- 残業が多い
- 人手不足
- リリース日直前はバグの対応に追われる
ただし、ゲーム業界全体がブラック企業というわけではなく、ホワイト企業も存在しています。
ホワイト企業は以下のような特徴があるので、会社を選ぶときにチェックすると良いでしょう。
- 残業が月20時間以内
- 完全週休2日制
- 研修や教育制度が整っている
このような特徴のある企業はゲーム業界にあっても働きやすい環境と言えます。
ゲーム業界は年収の高い企業もあるため、会社選びを間違えなければ条件の良い環境で働くことも可能です。
ゲーム業界で働いてみたいと考えている人は、今回お話した内容を会社選びの参考にしてみてください!